老後の生活費はいくら必要?夫婦ふたりの費用を試算

老後の生活費はいくら必要?夫婦ふたりの費用を試算

老後の生活費は一体どのくらい必要なのか考えるきっかけになるのは、結婚や出産、また30代や40代などの人生の節目を迎えた時です。

しかし、まだ若く、バリバリと仕事をして安定した収入が家計に入っている時には気づきもしないような出費が老後にかかる事があります。また、老後には定年退職となり、年齢制限で再就職がむずかしくなりますので、新たに収入を得るということは考えにくいのです。

年金を受け取ることができる年齢は65歳以降ですから、定年退職の年齢が60歳の会社に勤めている人は少なくとも5年間は生活するための資金を用意しておく必要があります。まずは、老後の生活費はいくら位かかるのかを計算して、1ヶ月あたりの生活費を把握しておきましょう。

 

老後の生活費はいくら必要?
夫婦ふたりの費用を試算

 

意外と掛かる老後の食費

全国平均で老後の生活費の中で最も多くを占めているのが、食費で約6万円を使うといいます。

夫婦二人で、しかも老後となればあまり量を多く食べることもないので、若い頃と比較して食費は抑えられるのではないかと思う人が多いかもしれませんが、食費は会社勤めをしている時より老後の方がかかると考えましょう。

それは、毎日三食の食事をしっかりと自炊しなければいけないためです。特に会社員の時に社員食堂などを利用して安く食費を済ませていた夫婦は注意しましょう。

 

賃貸と持ち家で差が出る老後の住居費

老後の生活費のうち、世帯によってその費用に大きな差が出るのが住居費です。若いころに持ち家を購入し、老後を迎える前に住宅ローンを払いきってしまった夫婦は、老後の住居費は修繕費程度となります。マンションの世帯は管理費のみで済むでしょう。

しかし、賃貸住宅に住み続けている夫婦の場合は、住んでいる地域によりますが、毎月家賃がかかります。自分が老後にどのような住居にすんでいるかを考慮することが必要なのです。

 

持ち家でも固定資産税があることに注意

持ち家の夫婦は、老後の生活費で毎月住居費を大きく負担する心配はないでしょう。しかし、注意したいのは固定資産税があるということです。固定資産税は、土地や家屋にかかる税金です。

固定資産税評価額に標準税率を掛け算して算出されますが、年度初めに数万円から十数万円かかる場合がありますから、老後にある程度の貯蓄を備えておく必要があるでしょう。

 

水道光熱費はリタイア後に大幅アップ

水道光熱費は、老後の生活費のうち、季節によって大きく負担になる支出項目となります。定年退職するまでは、夫婦それぞれが日中のほとんどの時間を会社で過ごすため、当然夏の暑い日も、冬の寒い日も冷房と暖房代は会社の負担でした。

しかし、老後は、ほとんどの時間を家で過ごすため、光熱費は使った分だけ自分たちで負担しなければいけません。これは意外と大きな負担となり、平均で月あたり2万円かかると言われています。

 

老後だからこそかかる医療費負担

老後の生活費のうち、若い頃には一切かからない月もあった出費項目が突如毎月かかることになる可能性があります。それが、医療費です。

60代をすぎると病気になるリスクが高まり、健康であっても、筋力が衰えたり、骨密度が下がり、怪我をしやすくなります。そのため、医療費負担が必要になるのです。老後の月あたりの医療費は、15,000円程度と言われています。

 

最低限の生活費でも月当たり約22万かかる

若い頃には節約をして10万円代で済ませることができていた夫婦でも、老後の生活費は、最低22万円程度必要だと言われています。

この金額には、レジャーや旅行などの支出額は含まれず、食費、住居費、医療費、水道光熱費、交通費などの最低限の支出項目の平均金額を足したものになります。月あたりの金額で22万円ですから、1年間で264万円、5年間で1,320万円ですから、相当な資金が必要だということが分かります。

 

余裕ある老後の生活を送りたいなら月当たり35万円が必要

老後の生活費の中に、レジャーや旅行費も考慮したいと考えた場合、月あたり約35万円が必要だと言われています。老後になれば、孫がいる夫婦は孫にお小遣いやお年玉、入学祝いなどを上げたいという気持ちになるでしょう。

また、老後に夫婦で海外旅行を楽しみたいという夢を描いている人も多いでしょう。そのような余裕ある老後の生活を送るためには、月あたり約35万円、年間420万円、5年間に換算すると、2,100万円が必要なのです。

 

いかがでしたか。

老後の生活費は、公的年金や会社の退職金があるから大丈夫だろうと思って安心しているひとは、一度、自分たち夫婦が退職後に手元にあるであろう資金と、実際に掛かるであろう老後の生活費を算出して、不足しないかどうかをよく検討する必要があります。

その際、今は想像もつかないであろう、老後ならではの支出があることを今回ご紹介した老後の生活費の内訳を参考にしてみてください。資金の準備を始めるのは早いうちがいいでしょう。

 

まとめ

老後の生活費はいくら必要?夫婦ふたりの費用を試算

・意外と掛かる老後の食費
・賃貸と持ち家で差が出る老後の住居費
・持ち家でも固定資産税があることに注意
・水道光熱費はリタイア後に大幅アップ
・老後だからこそかかる医療費負担
・最低限の生活費でも月当たり約22万かかる
・余裕ある老後の生活を送りたいなら月当たり35万円が必要


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