貸したお金を確実に返してもらうために、借金を時効にさせない8つの心得

貸したお金を確実に返してもらうために、借金を時効にさせない8つの心得
友人に「お金を貸してほしい」と、借金の申し込みを相談される人は多いのではないでしょうか。実は、借金には時効が存在します。金融機関や、消費者金融などから借りた場合は5年、友人や知人「個人」からの場合は10年が時効だといわれています。

1,000円程度ならまだいいですが、100,000円以上の場合は時効だからと踏み倒されたらたまったものではありませんよね。お金の貸し借りは「信頼関係」が大切です。金銭のトラブルは人間関係のトラブルにもなりかねません。

できれば貸さないに越したことはないですが、どうしても断れないこともあるかもしれません。きちんと心得を学んで、もしものときでも安心して貸せるようにしておきましょう。

借用書はかならず書いてもらう

「借用書」は証拠となる重要な書類です。

紙に書いただけでは借用書として成立せず、意味がないただの紙切れです。借用書を作成する場合は、必ず公的な借用書にします。「公的な借用書」とは、借用書に自筆の署名(偽造名では効果なし)・実印の押印・印鑑証明書が必要です。この「借用書」があれば、お金の貸し借りをしたという証拠になります。借用書があれば、返済期日が過ぎ、時効後も請求できる可能性があります。

また、相手が会社勤めの場合は、執行認諾文言の付いた公正証書であれば、滞納されたときは給与を差し押さえできます。

 

保証人、もしくは連帯保証人をたててもらう

貸し借りの約束を「借用書」として作成し、その場に保証人もしくは連帯保証人を立てることにより証拠として押さえることができます。

 

担保をおさえておくこと

お金が返せないと言われた時、相手方の住宅や車などを担保としておさえておくこともいいかもしれません。

いざ返済不可と言われた時に「担保」を売却すれば、お金を獲得できます。担保の物品を決める際は、お互いに相談して決める必要があります。なるべく、物品の相場価値の変動が少ないものを選びましょう。

 

借用書に返済期日や利息の有無を記載する

貸付金は10年が時効です。その事項を阻止するためにも、○年○月○日と明確な日時を記載しておく必要があります。そして時効期間終了時までに必ず返済をする旨を記載してもらいましょう。

 

相手の実家や職場の勤務先の住所を把握しておく

本人が住んでいる家の住所だけでは、逃げられた時貸し倒れになってしまいます。万が一のために実家や会社の住所は、事前に聞いておくようにしましょう。本人が払えない時や、連絡がつかなくなった場合は、直接聞いていた住所に事情を話して取り立てに行くことができます。

 

返済方法を分割払にしておく

一括返済だと、逃げられてしまった時の自分へのリスクが大きいです。いわゆる、貸し倒れになってしまいます。分割返済にしておけば、返済の事実が残ります。例えば、本人が借りていない!などと言った時に返済の証拠として実績が残せます。また、返済額を少しずつ減らしておくだけでも、相手方の負担を軽くできます。

 

支払いが遅れたら要注意

「来週には返すから・・・」と支払いが少しでも遅れた場合は、必ず、「いつまでに」・「いくらまで」返済できるのか。明確な日時や金額を聞き、書面で残しておくこともいいかもしれません。後日、裁判等で証拠として提出できます。

 

相手の金銭的な状況や生活パターンを把握しておく

相手方が急にお金の使い方が荒くなったとか、最近仕事を辞めたとか・・・これらの出来事は、必ず返済に影響してきます。生活の状況を把握しておけば、リスクを回避できます。もしも異変に気づいたら、早めに相談にのってあげて、返済プランを立てましょう。

 

貸したお金が返ってこない!!と叫んでも、泣き寝入りをしても「証拠」がなければ金銭の返還請求はできません。公的な借用書があれば請求できますが、これも「公的」でなければ効力はないと同じ。いくら親しい中であっても「口約束」は証拠になりません。「言った」「言わない」で言い争いになり、親切心で貸したのに逆にストレスを溜める結果になりかねません。

裁判で請求訴訟しても、弁護士料や裁判費で、返済額よりも多くの出費になってしまう事が大半です。結局「貸したお金が返ってこない状態」で泣き寝入りすることもあるかもしれません。

お金を借りる場合、あまり心理状態が正常ではない場合も多く、返済能力に欠けた状態でいることもあります。もし金銭の借り入れについて相談された時は、弁護士や身内に相談するように説得するほうがいいかもしれません。それが後々自分と相手のためになります。

今は、専門家に頼めば簡単に借用書を作成してもらえます。お金の貸し借りはくれぐれも慎重にされることをお勧めします。

まとめ

貸したお金を確実に返してもらうために、借金を時効にさせない8つの心得
・借用書かならず書いてもらう
・保証人、もしくは連帯保証人をたててもらう
・担保を抑えておくこと
・借用書に返済期日や利息の有無を記載する
・相手の実家や職場の勤務先の住所を把握しておく
・返済方法を分割払にしておく
・支払いが遅れたら要注意
・相手の金銭的な状況や生活パターンを把握しておく


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