調停離婚を申し立てる前に確かめておくべき7つの事柄

調停離婚を申し立てる前に確かめておくべき7つの事柄

調停離婚を申し立てるシーンというのは、夫婦間での問題を当人同士だけでは解決できない状況でしょう。価値観の違いやお互いのキャリアアップのためといった様な理由で離婚をすることになった場合、夫婦で協議して、円滑に離婚することができることが多いと思います。

例えば、相手の不倫や家庭内暴力などのどちらかに非があって、当人がそれを100%認めないといったような事情があるときは調停離婚になるでしょう。協議離婚であれば、自分たちの好きなタイミングで離婚の手続きを進めることができますが、調停離婚をしようと思うとそうはいきません。

また、相手と闘って自分に有利な条件で離婚を成立させるというのが目的ですから、事前に確かめておかなければいけない事もあるのです。そこで、調停離婚を申し立てる前に確かめておくべき7つの事柄をご紹介します。

 

調停離婚を申し立てる前に
確かめておくべき7つの事柄

 

調停離婚に要する期間

調停離婚を申し立てたいと思うということは、大半の場合が相手に対して恨みや憎しみの感情を抱いていて、なるべく早く相手と縁を切りたいというケースが多いでしょう。しかし、調停離婚に要する期間は平均で6ヶ月程度です。

また、親権争いや慰謝料などお互いの主張が中々折り合わない事柄がある場合には6ヶ月以上を要するケースもあります。根気強く争うことが出来るかどうかを今一度考えましょう。

 

申立書の入手方法と必要なもの

調停離婚をするには、何が必要なのか、どのような手続きをすればいいのかが分からず、不安な人も多いでしょう。調停離婚には、申立書、夫婦の戸籍謄本、年金分割をする場合には年金分割の情報通知書が必要です。

中でも、申立書は必須書類となり、家庭裁判所もしくは裁判所のホームページで入手することができます。書き方はサイトに掲載されているものを参考にしましょう。

 

申し立てから調停が開始されるまでの期間

調停離婚の申立書を相手方が居住している先の家庭裁判所に提出したら、申し立ての手続きは完了となりますが、実際の調停が開始されるのは約1ヶ月先となります。

申立書が受理されたら大体2週間後に呼出状が自宅に届きますが、この呼出状に記載されていう日程がだいたい更に約2週間後になります。この調停開始までに1ヶ月間には、調停で有利になるための事前準備や調停での模擬面接を練習しておくことが賢明でしょう。

 

夫婦関係の実情をアピールする陳述書も用意しておく

調停離婚では、夫婦間でどのような問題を抱えているのかを事細かに調停委員に理解して貰うかがポイントとなります。しかし、調停離婚のための申立書にはそのような細かな事情や訴えを記入する欄は用意されていません。

調停中に口頭で伝えるのに不安な人は、陳述書も用意しておきましょう。陳述書には、夫婦が抱えている問題や細かな経緯、お互いの要望などを詳細に記入しましょう。

 

調停中に夫婦が顔を合わすかどうか

調停離婚をしたいけれども、相手とは顔もあわせたくないと言う人もいるでしょう。相手の不倫などが原因で大げんかとなり、顔を見るのも嫌だというケースや、家庭内暴力を長期に渡って受けていて、相手の顔を見ると精神的に苦痛だというケースもあります。

しかし、そのような人は安心してください。基本的に調停離婚は、夫婦が同時に同じ部屋に入ることはありません。交代に入室して調停委員と話をする仕組みになっているのです。

 

提出できる自分に有利な証拠があるか確かめよう

調停離婚で自分が有利な立場になって、なるべく要望を通したいと思っている人は、自分が有利になる物的証拠を準備しておくことが重要です。

相手の不倫による調停離婚であれば、第三者が客観的に判断するときに不倫が事実かどうかを立証するものや、自分がどれだけ苦痛を受けたかどうかを表すような手紙や写真、録音した会話などです。調停離婚をすると決めたら事前にこれらの証拠があるかどうかを確かめておきましょう。

 

調停離婚を弁護士に依頼した時の費用

調停離婚で少しでも自分が慰謝料を相手から取りたい、子供の親権を得たいなど強い気持ちがある場合、自分一人で調停に望むのが不安な人もいるでしょう。そこでプロの弁護士に依頼をするという手段があります。

しかし、慰謝料などの金銭目的で弁護士に依頼をするのはお勧めできません。金額に差はあるものの、最低でも100万円程度を要してしまうからです。これでは慰謝料を得られたとしても自分の手元には残りません。

あくまでも、お金に変えられないような要望を通すためや自分の気持ちを晴らすためという場合にのみ、弁護士への依頼をすべきでしょう。

 

いかがでしたか。

調停離婚は、有名人や芸能人にしか縁がないものと思っている人も多いかもしれませんが、一般の夫婦でも、どうしてもお互いに離婚条件が折り合いつかない場合には利用出来るシステムです。家庭裁判所で行いますが、弁護士に依頼をしなければ、莫大な費用は必要ないのです。

しかし、半年以上という長期的な戦いになるため、時間的余裕と精神的にも忍耐力が必要となります。そこで少しでも円滑に進めるために、自分の要望を主張、説明できるようにしておくという万全の準備が必要となるのです。

 

まとめ

調停離婚を申し立てる前に確かめておくべき7つの事柄

・調停離婚に要する期間
・申立書の入手方法と必要なもの
・申し立てから離婚調停が開始されるまでの期間
・夫婦関係の実情をアピールする陳述書も用意しておく
・離婚調停中に夫婦が顔を合わすかどうか
・提出できる自分に有利な証拠があるか確かめよう
・離婚調停を弁護士に依頼した時の費用


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