あなたは職場において、一緒に仕事をしていくうちに上司が好きになってしまったという経験はありますか?実際に家族よりも一緒に過ごす時間が長く、仕事を進める上で議論したり、協力し合ったりと接点を持っているうちに、気がついたら上司を好きになっていたなんてことは珍しいことではなく、男女の関係として自然な流れです。ぜひ自分の気持ちを知って欲しいと、上司に上手くアプローチしたいところですが、注意したいのが周囲への影響です。職場での恋愛に関する噂というのはあっという間に広まってしまう上に、本人が意図していない方向にまで話が一人歩きしてしまうことも多々あります。
時には上司にまで迷惑をかけてしまい、実るはずであった恋もダメになってしまうなんてことのないよう、周囲に悟られずに内緒でアプローチするのが賢明です。ではどうやって内緒でアプローチしていくべきか。7つの方法を紹介していきます。
上司が好きな人必見!
周囲に内緒でアプローチする7つの方法
真面目に仕事に取り組む
まず大原則として、あなた自身が真面目に仕事に取り組んでいることが重要です。上司はあなたの仕事ぶりを最も間近に見ている中で、仕事上での真摯な姿勢を評価していなければ、今後恋愛関係に発展することなど皆無です。
一生懸命に業務をしていない人にプラスの印象を持つことはありません。上司があなたと今後気持ちよく接してくれるよう信頼関係を築くことが大切です。また上司だけでなく、周囲に対しても同様です。
仕事上での信頼関係を築けていれば、例え上司との関係が周囲に知られてしまっても、「悪い噂」によりあなたが会社で居づらくなってしまうことは避けられるでしょう。真面目な仕事ぶりに好感が得られている存在であると、普段から煙たがられる存在であるのとでは、周囲の反応も全く異なってきます。後者の場合、さらに悪い噂となってあなただけでなく、上司まで迷惑をかけてしまいかねません。
仕事での接点を増やす
上司との仕事上の良い信頼関係が構築できたら、少しずつ距離を縮めていきたいところです。積極的に仕事の手伝いをしたり、疑問があれば質問をする等、接点を増やしていきましょう。上司も頼られることは決して悪い気はしないはずです。
ただし、注意したいことが2点あります。1点目はあくまでも「仕事での接点」を増やすことを忘れてはいけません。プライベートに踏み込みすぎないようにしてください。タイミングや順序を間違えると警戒心を抱かれますし、周囲に気付かれる一因になります。
2点目は「上司が負担にならない程度」にとどめることです。頼ることで上司の仕事量を増やしたり、精神的負担をかけてしまうのは本末転倒です。迷惑がられて避けられてしまうなんてことのないよう、加減をわきまえて行動してください。
仕事に関することで褒める
よほどのひねくれ者でない限り、人から評価を受けたり褒められることを嫌だという人はいません。それが上司・部下という立場であっても同様で、部下が自分のことをしっかり見てくれているのだなと純粋に嬉しく感じるはずです。
そして、ここでも気をつけたい点は2.と同様に「仕事での内容」にとどめてください。仕事の指示をあおいだ時に「いつも丁寧で的確な指示をいただきありがとうございます。おかげ様で快適に仕事に取りかかることができ助かっています。」とか、他部署との交渉をしてもらった時に「私ならまとめきれなかったと思います。
上司の交渉力の素晴らしさを見習って次回はお手数をおかけしないよう頑張ってみます。」等、感謝の気持ちを伝える際に、一言加えるのがわざとらしくなく、かつ具体的内容で上司の心に響かせるポイントになります。
話す時にはしっかり目線を合わせる
職場というオフィシャルな場において、節度ある行動の必要性について述べてきましたが、同時に上司に自分の気持ちも伝えていきたいところです。仕事上の関わり合いの中で、上司にどのようにして自分をアピールしていくべきか。一つの方法として「アイコンタクト」は有効な手段です。
職場では言葉に出して気持ちを表現しにくい分、目線に愛情を込めて相手を見つめます。言葉以上の強い気持ちを伝えられるはずです。しかし、多くの方は、相手に好きだという気持ちが募るほど、恥ずかしい気持ちが勝り、まともに相手の事が見られなくなってしまいます。
とはいえ、相手にアピールする機会が限られている状況の中で、出来ることをやらなければいけません。勇気を振り絞ってチャレンジしてみましょう。苦手な方は、とりあえず挨拶する時に目線を合わせてみてください。徐々に慣れていくはずです。
笑顔を忘れない
目線を合わせることに慣れてきたら、次のステップとして目線が合った際、微笑むような笑顔を付けてみてください。口角を少しだけあげるようにし、目線を合わせた相手にだけ伝わるような微かな笑顔で構いません。あなたの穏やかな表情に上司も優しい気持ちになれるはずです。
メールでのやりとりでは少しくだけてみる
「上司と部下」の関係ですから、業務上、個人の携帯で電話やメールのやりとりをする機会があるはずです。まずはビジネス上の間柄として守るべき礼儀やマナーを守った上で、少しだけくだけた言葉を送ってみてください。
「お疲れ様でした」「ありがとうございました」の後に笑顔の顔文字を付けるとか、「頑張ってください!ファイト!」など、相手が不快にならない程度の歩み寄りをすることで、上司との距離はぐっと縮まっていきます。職場では周囲の目がありはばかられますが、メールでは他人の目をきにしなくてもよいので、上司も安心してやりとりができるはずです。
また、上司も気持ちが合えば新たな会話が生まれてくるかもしれません。
「小さな2人だけの秘密」を作る
「仕事上だけの関係」から少し踏み込んで心の距離を縮めることに成功したら、次の手段として、「小さな2人だけの秘密」を作り共有することに挑戦してみてください。
内容は些細な事で構いません。例えば「私の趣味は釣りなのです。でも職場の他の方には内緒にしてくださいね。」「次回の東京マラソンで完走できるようトレーニング中です。恥ずかしいから他の人には言わないでくださいね。」といった感じです。
これが秘密なのかと疑問に思われるかもしれませんが、秘密の内容はどうでもよいのです。むしろ重い内容でない方が上司も気楽に聞くことが出来ます。それよりも大切なのは「2人で共有すること」です。自分に心を開いてくれる、秘密を教えてくれる特別な存在であることを、上司に気付いてもらうための手段として有効です。ここまでくれば、相手はあなたの気持ちを察するはずです。後は上司の対応を見極めましょう。
さて、職場の上司に対して、好きだという気持ちをアピールする方法を紹介してきました。重要なのは周囲に悟られる露骨な態度をとらない、あくまでもさりげなく段階を経て気持ちを伝えることです。
きっとあなたの心配りは相手にも伝わるはずです。常識をわきまえていると好印象をあたえること間違いなしです。冷静にしたたかに、かつ情熱的に行動することで上司の心を掴むこと間違いなしです。
まとめ
上司が好きな人必見!周囲に内緒でアプローチする7つの方法
1.真面目に仕事に取り組む
2.仕事での接点を増やす
3.仕事に関することで褒める
4.話す時にはしっかり目線を合わせる
5.笑顔を忘れない
6.メールでのやりとりでは少しくだけてみる
7.「小さな2人だけの秘密」を作る