離婚したくない!冷めた夫婦関係を修復する7つの方法


現代日本では3、4人に1人離婚している時代で、離婚は珍しいものでは無くなっています。周囲の離婚については「よくあるよね」と軽く流すことができますが、いざ自分の事になるとそうはいきませんよね。夫婦関係とは長い間どんな時も連れ添っていくものですから、様々な出来事があって当然です。

それでもこれまでひとつひとつ乗り越えられてきたのではないでしょうか。冷めた夫婦関係というのもその出来事の一つに過ぎません。ただ、少し乗り越える方法を見失って時間がかかってしまっているのかもしれませんね。

そこで今日は夫婦の間で起きている出来事を乗り越え、お二人の関係を修復させる方法についてお伝えします。この7つの方法とあなたの「離婚したくない」という強い気持ちが、お二人の夫婦関係を修復してくれるはずです。

離婚したくない!
冷めた夫婦関係を修復する7つの方法

 

原因を洗い出そう

あなたにとって「冷めた夫婦」とはどういった状況の夫婦を示すのでしょうか?今の夫婦関係にさみしさや不満はあるものの、その問題点を追及することなく何となく「冷めた夫婦」という言葉を使って夫婦関係の問題を一言で済ませてはいませんか?

一度、夫婦関係の問題点は何なのか、その原因はどこにあるのか追究してみてください。追求というと小むずかしくなりますが、夫婦の現状を見直して「ここがダメかも」「ここが足りないのかも」ということを洗い出せば良いのです。

原因を追究することで、その原因がどれほど深刻なものかを知ることができ、修復方法や解決策を見つけやすくなります。いくつあっても構いません。まずは原因をすべて洗い出すことが大切です。

 

新しい夫婦の関係を作り上げよう

冷めきった夫婦関係を修復しようと試みる際に陥りやすいのが、「あの頃のように」と元通りの形を求めるケースです。結婚して月日は経ち、二人の間柄や周囲の環境は変化してきているため、当然にあの頃には戻れず、修復は滞り失敗してしまいます。

夫婦関係を修復するためには、元の夫婦の形を目指すのではなく、過去の二人の歩んできた道や今の夫婦関係の状況もすべて踏まえて、新しい夫婦の関係を作り上げるぞ!という気持ちに切り替えて修復をしていくことが大切です。

 

その日にあった出来事を伝えよう

本来あるべき夫婦の関係というのは、日常生活を、お互いが協力して生活し信頼関係を築いていく関係です。

しかし、一般的には、四六時中夫婦が行動を共にしているわけではなく、夫婦がお互いに別々の場所でそれぞれの役割をつとめており、夫婦が実際一緒にいる時間はとても短いのではないでしょうか。その短い時間のなかで夫婦の信頼関係を築いていくためには、自分が何を考えどう思うのかを伝えることや、相手の思いや考え方を知ることがとても大切です。

そのためにその日にあった出来事を伝えることは日常生活において、お互いが何をして、何を感じているのかを知ることができ、信頼関係を築いていくためにはとても有効的な手段です。このように日常生活を通じて少しずつ本来の夫婦のあるべき関係を取り戻し、信頼関係築き上げていくことが夫婦の修復には必要なのです。

 

価値観をあわせる努力をしよう

「価値観が合うから好き、楽しい、一緒にいる」
「価値観が合わないから嫌い、つまらな、離れたい」

この2つのフレーズのように、価値観は、合っているか合っていないかというだけで結果が両極端にわかれるほど、人間関係において重要な役割を果たしています。

この2つのフレーズを夫婦関係に置き換えてみると「夫婦の価値観が合うから結婚生活はうまくいく」「夫婦の価値観が合わないから離婚する」となります。このように、夫婦の価値観が合わないまま放置すると夫婦関係は悪化し離婚してしまいます。

そのため、夫婦の価値観の違いは合わせる努力が必要です。ちょっとした努力で少しずつ合わせていけるようになります。価値観を合わせる方法は、相手の価値観を受け入れ、歩み寄るといことです。

始めは少々ストレスを感じるかもしれませんが、しだいに相手の価値観をうまく受け入れ理解できるようになります。相手の価値観を理解できるようになれば、夫婦の価値観が合い始め、結婚生活がうまくいくようになります。

 

プラスのストローク(肯定的発言)で相手の存在価値を確認し合おう

あなたが「離婚したくない!」と願う気持ちは、相手の存在の大切さ、つまり相手の存在価値を認めているということからきているのではないでしょうか。存在価値はお互い確認し合うことで良い夫婦関係を築くことができるのですが、冷めた夫婦関係ではこの存在価値を忘れてしまっていることがあります。そのため、まずは相手に思い出してもらうことが必要です。

ではどのように思い出してもらえばよいのでしょうか?それは相手にプラスのストロークを投げかければ伝わります。プラスのストロークとは肯定的な言動を投げかけることをいいます。これはコミュニケーションのテクニックの一つですが、プラスのストロークを投げかけることで、相手に満足感や喜びを与え、相手の存在の意味を感じさせる効果があるのです。

たとえば、褒める・励ます・慰める・同意・微笑む・相槌を打つ・話を聴くなどはすべてプラスのストロークです。意識的にどんどん使って相手に「あなたは大切な存在です」ということを伝えてみてください。一度は存在価値を認め合ったご夫婦ですからすぐに思い出してくれるはずです。

 

結婚指輪を磨こう

結婚指輪を一度でも磨いた経験はありますか?金属は月日が経つと酸化したり劣化したりします。また常に結婚指輪を付けたまま生活していればキズだらけで、当然のことながら指輪の輝きは失っていますよね。

そこで指輪を購入したお店に指輪のクリーニングをお願いしてみてください。メンテナンス料金としていくらか料金が発生することもありますが、無料で磨いてくれるお店も多くあります。驚くほどにピカピカになり新品の指輪のようになってかえってきます。その指輪を見ると冷めきった夫婦関係に輝きが1つ戻ります。それが一瞬でも構いません。冷めた夫婦関係を修復するためには小さなきっかけが大切です。

 

セックスレスを解消しよう

離婚原因の1位がセックスレスです。性生活が満足できないと、どうしてもお互いの間に距離感がうまれてしまいます。カラダの関係は繊細な面でもあり、一気に修復することはとても難しいことだと思います。

しかし見てみぬふりをして過ごしてしまうとセックスレスは悪化し解消不可能になります。多少の勇気は必要ですが、まずはスキンシップを増やし段階を踏みセックスレスを解消していきましょう。

 

さて、しっかりポイントを抑えて行動すれば離婚は避けられ、夫婦関係は修復されます。夫婦は長く連れ添うものですから焦ることはありません。夫婦関係修復に向けて7つの方法をひとつひとつ上から順番に試してみてください。今の冷めた夫婦関係を乗り越えたお二人がどのような夫婦関係になっているのか楽しみですよね。

まとめ

離婚したくない!冷めた夫婦関係を修復する為に

  • 原因を洗い出そう
  • 新しい夫婦の関係を作り上げよう
  • その日にあった出来事を伝えよう
  • 価値観をあわせる努力をしよう
  • プラスのストローク(肯定的発言)で相手の存在価値を確認し合おう
  • 結婚指輪を磨こう
  • セックスレスを解消しよう

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