里帰り出産が母子ともに健康で行える5つの理由

里帰り出産が母子ともに健康で行える5つの理由
出産は女性の人生において素晴らしく大きな喜びですが、出産前、出産後ともに不安や負担も大きく感じていることでしょう。産前産後を実家に帰って里帰り出産するのか、それとも帰らず夫の助けを借りながら頑張っていくのか、人それぞれ考え方や家の状況が違うので自分に合ったやり方を選択することになりますが、もし条件的に里帰り出産ができるのであれば、是非里帰り出産することをおすすめします。

里帰り出産は、平均して約1ヶ月が一般的です。その1ヶ月の間を実家で過ごせることには、これからの日々、子育て中心の生活の中で大きな自信と力になりますし、何より母子ともに健康に過ごすことができるのです。

そこで、なぜ里帰り出産が母親にとっても生まれてきた子どもにとってもメリットであるのか、これから5つの理由をお伝えします。

 

里帰り出産が
母子ともに健康で行える5つの理由

 

出産前からの里帰りで出産時のリスクを回避し、安心して出産を迎えられる

陣痛はいつ来るかわからないものですから、里帰り出産をしない場合は夫が仕事に行っている間、1人の時に陣痛がおきる可能性もあるわけです。そうなったらあなたは陣痛の痛みに苦しみながら1人で病院へ行かねばならずその不安な気持ちは計り知れません。

また、陣痛だけではなく、1人でいる時に破水したり、すぐに産まれそうになったり、非常事態がおこらないとも限りません。

そんな時、出産前に里帰り出産をしていれば安心です。お産を迎える準備もできている中、突然陣痛が起きたとしても、1日中傍にいる実家の両親のサポートで病院へもストレスなく移動でき、万全の態勢で出産にのぞむことができます。

里帰り出産は、出産時におきるリスクを回避し、安心して出産を迎えられるメリットがあるのです。

 

 実家の母親は安心して頼れる子育ての大先輩

これから出産するあなたも、かつては母親から生まれてきた小さな幼子でした。あなたの母親も最初は生まれたての子どもをどうやって育てて良いのか喜びと不安でいっぱいだったことでしょう。次はあなたの番ですね。初産の場合は、人生初めての体験ですから一体何をどうやって良いのか、育児本通りにいかないこともありますので、そんな時は戸惑ってしまうでしょう。

でも、里帰り出産であれば安心です。これまであなたを育ててくれた大先輩の母親がそばで手取り足取り教えてくれるのですから。何より実家の母親の手助けは、気を遣うこともなく、出産後のあなたの体と心が休まります。出産は想像以上に体に負担をかけるので、産後はゆっくり静養することが母体にとって大切です。里帰り出産をしている間は、思う存分親に甘えてみましょう。

 

出産後のストレスを和らげ、心にゆとりを持って快適に子育てをこなすことができる

宝物である子どもを授かるということは、幸せに満ちた素晴らしいものですが、生まれてみると母親になったあなたには、課題が思っていた以上にたくさんあり、ましてや赤ちゃんは3時間おきに起きるので、寝不足と疲労で身体的にも精神的にも大変辛く感じることでしょう。赤ちゃんはお腹すかせても泣きますし、おむつが汚れていても泣きます。そして何をしても泣き止まない赤ちゃんには途方に暮れてしまいますよね。

そんな時里帰り出産をしていれば、実家の母親があなたの代わりに赤ちゃんにミルクを上げたり、おむつを替えたり、お風呂に入れてくれたりするのでとても助かります。母親がバトンタッチしてくれている間に、あなたは夜中の睡眠不足を解消するためにお昼寝をしたり横になったりして、体を休めることができます。

体があまりに疲れていると心も病んでノイローゼになり、折角授かった大切な赤ちゃんが厄介なものに見えてしまう人もいるようです。里帰り出産は、出産によるストレスを和らげ、心に余裕を持って子育てをすることができるので、子どもへの愛情もたっぷり注げることでしょう。

 

家事と育児の予行演習ができる

出産後の体が不安定な状態で、すぐに夫婦ふたりで子育てをしながら生活していくことは、夫にも妻にとっても大きな負担になります。赤ちゃんの世話をすることだけでも新米ママにとっては精一杯ですが、夫と2人の生活では家事もこなさなければならず、母親であり妻であるあなたは、やってみて初めてその大変さに驚くことでしょう。

夫は仕事をしていますから、昼間の家事は誰かの手助けがない限りあなた自身が行うことになりますし、赤ちゃんは夜中に何度も起きるので、慣れない家事と子育ての負担があなたに大きくのしかかってきます。

しかし、里帰り出産であれば、初めて体験する赤ちゃんの世話も実家の両親の助けを借りながら、ゆっくり時間をかけて慣れていくことができますし、赤ちゃんを両親に見てもらい、買い物など家事も行うことができます。

一旦家に帰ってしまうと、ほぼ全て自分ですることにはなりますが、里帰り出産で実家にいる間に、子どものいる生活のリズムやパターンに慣れておくと、夫婦と子どもだけの生活に入ってもそれほど負担なく、スムーズにこなしていけるでしょう。

家事や育児はその時その時にやるべきポイントを押さえれば、後は時間をかけて慣れるだけですので、里帰り出産をしている間にこれから迎える新しい家族との生活へ向けて、しっかり予行演習しておきましょう。

 

赤ちゃんにとっては、母親以外の祖父母の手がかけられることがプラスになる

里帰り出産し、出産を終えたあなた自身が心身ともにリラックスして赤ちゃんの世話や毎日の生活をすることができるのはもちろんですが、生まれたばかりの赤ちゃんにとっても、とても大切なことなのです。

里帰り出産しなかった場合、夫が仕事に行っている日中は、母親であるあなたと赤ちゃん2人だけの生活が続きます。 母親であるあなたは、疲れによるストレスから赤ちゃんへに優しく声かけしたり愛情を持って接することが難しくなるかもしれません。

でも、里帰り出産をすると、赤ちゃんの祖父母である実家の両親は、目に入れても痛くないぐらいの優しさと愛情で赤ちゃんに手をかけることでしょう。赤ちゃんと言えども1人の立派な人間です。親だけではなく祖父母やまわりの人たちにたくさんの愛情を注がれて育つときっと伝わるはずです。

何より赤ちゃんもまわりのみんなも笑顔で心穏やかになれるのが素敵ですね。

 

最近では核家族が進む中、里帰り出産をせず、夫婦や母親ひとりだけで出産後すぐに家事や育児をすることも増えているようです。出産し子ども1人を育てるということは、本当に大変なことです。自分がやってみて初めて親のありがたみも分かります。

里帰り出産して、自分を愛情たっぷりに育ててくれた両親の元で自分の子どもを育てることは、親への恩返しにもなりますし、何より初めての体験を不安なく、安らかな気持ちで過ごすことができます。母親になったのだから何でも自分でやらなければ、と力が入りすぎるとストレスがたまり、母乳も出なくなってしまい、赤ちゃんにも優しく接することができなくなってしまいます。

甘えられる人には甘える、助けてくれる人の手は借りる、と考えることが大事です。里帰り出産をして、ゆとりを持ちながら子育てを楽しむことは、母子の体と心の健康にたくさんの恵をもたらしてくれるでしょう。

 

今日のまとめ

里帰り出産が母子ともに健康で行える5つの理由

 
1. 出産前に里帰りをしておくことで、出産時のリスクが回避され安心して出産を迎えられる

2. 子育ての大先輩の母親がいることは心強い。気を遣うことなく必要なことを教えてもらえる上に、産後の疲れが休まる

3. 予想以上に大変な出産後のストレスをやわらげ、心にゆとりを持って快適に子育てをこなすことができる

4. 里帰り出産をすると、実家から家に戻った時のために、家事や育児の予行演習ができるのでその後の生活が負担なく過ごしやすい

5. 母親以外の祖父母が赤ちゃんの世話をすることは、赤ちゃんにとってもプラスになる。まわりのみんなが愛情を注ぐことがとても大切


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