妻と離婚した後、子供に必ず言っておくべき7つの約束事

子供のことを考ると、できれば離婚したくなかったけれども、どうしてもうまくいかずに離婚を選んだ方もいらっしゃると思います。お子様もできれば両親そろって生活していきたかったと思いますが、親権者を決めた限りそうはいきません。

自分が親権をとり子供を育てることになった、奥様が親権をとり月に数回の面談が可能になったと離婚事由同様、また様々なパターンがあることでしょう。どのように生活していくかを奥様と決着を着け、新たな道を進んでいくことを決めたことはすばらしい決断でもあると思います。

しかし、お子様にはお互いが最善の策を尽くし、協力をしていかなくてはなりません。例え親権が相手で、面談も認められていないということであっても養育費など経済面で支えていかなくてはなりません。

本日は奥様との離婚後に、子供に必ず言っておくべき7つの約束事をお伝えします。この記事を読み、今一度お子様へできることはないかと考えて頂ければ、きっとお子様にも違った一面を見せてあげられるかもしれませんよ。

 

妻と離婚した後、子供に必ず
言っておくべき7つの約束事

 

生活が変化することを伝える

例え居住区や住む家が変わらなくても、家族が一人少なくなれば生活は変化しますよね。お子様だけではなく、あなたにも生活の変化は訪れます。今まであなたがしてきたことや、奥様にして頂いていたことを思い出してみましょう。

親権も奥様で、別居期間が長かったということで、自分自身はそれほど変化がなくても、面談期間や養育費を渡すこと取り決めをしたことによって相手先に変化があるかもしれません。

もし親権をとり、あなたが育てるということであり、すべて今まで通りできるということであっても、あなたが知らない奥様がお子様にやってあげていたことがあるかもしれません。しっかりと話す時間を作ることを約束してあげましょう。

 

奥様のこと、自分のことを伝える

離婚をしたことを話すことは子供の年齢や状況によって異なるはずです。ただ、どんなお子様にだって「離婚」ということは分からなくても、どちらか一方がいない状況には気づくはずです。

そのときに心配させないように、親権をとったのであれば、奥様はどういう状況でどのような生活をするのか。親権を取れなかったのであれば、あなたがどのような場所で、どのような生活をするのかを伝えてあげましょう。

伝え方は、年齢や性別によってオブラートに包んだ簡単な言い方でもいいでしょうが、お子様にどちらかがどうしているのか不安にさせないためにもきっちりと生活していくこと、いることを約束してあげ安心させてあげてください。

 

奥様、もしくは自分に協力をしてもらう約束をする

子供の年齢によっては、協力してもらう約束をしましょう。仮にあなたが精一杯になった時に、助けてもらえるのはお子様かもしれません。すべてを抱え込んでしまいがちですが、あなたが何かあった時に困るのはお子様なはずです。

簡単な手伝いでも、少し迷惑をかける生活面でも話しておけば、理解しようとしてくれる姿にあなたの心も少しばかりは楽になるかもしれません。「手伝ってほしい」「手伝ってあげてほしい」と話してあげれば、きっとお子様も大好きなあなたから頼まれたことを素直に聞き入れてくれるはずです。

 

自分の死後の対処を話しておく

不吉なことかもしれませんが、誰にだって事故や急死の恐れはあります。親権を持っていなければ問題はありませんが、あなたが育てるのであれば、あなたに何かあった時に一番困るのはお子様です。

誰を頼るのか、どういった対処をしていくのかは当然ですが、いざとなれば奥様やご実家の両親にも言付けをしておくことも必要かもしれませんね。あなた一人で育てていくのであれば、信頼できる人にお子さまのことしっかりと伝えておきましょう。

また、お子様にはどういった時に誰に頼るべきなのかをしっかりと話しておくことで、万が一のときにお子様も対応できるはずですよね。

 

お金のことを伝える

養育費を渡すことになっても、受け取ることになってもお金のことは話しておくべきでしょう。もしもの時のためもありますが、お子様が成長するに従って経済的な理由を心配させないためにも話しておくべきです。

どういったお金がどこにあるかは思春期を過ぎるまでは難しいでしょうが、経済面を考慮し、高校や大学への進学を考えるときに経済状況を話しておけばお子様に余計なことを考えさせずに済みますからね。

あなた自身になにかあったときのためにも、お金の管理をどうするのかをしっかり考えたうえで、伝えるべきことは伝え、いつでもどのようにでも対処できるようにしておきましょう。

 

奥様と自分は何があっても親に変わりはないことを約束する

仮にあなたと奥様がいがみ合って別れたとしても、お子様にとって親であることに変わりはありません。お子様が成長するにあたって、お子様自身も知らぬうちに傷つくこともでてくるかもしれません。

今まで二人で見てきた子供を一人で見ることになれば、お子様の小さなサインも見逃してしまうことは仕方ないことかもしれません。ただ、お子様にとって離婚したことは事実だけれどもいつまでも「父、母」「パパ、ママ」であることを伝えてあげましょう。

 

子供を優先することを約束する

これからあなたにも、奥様にも新たなスタートと同時に、たくさんの苦しいことが出てくるはずです。それはお子様との関係であったり、あなた自身の仕事や体調かもしれません。ただ、何より優先してあげなくてはならないのはお子様です。大人の事情で巻き込む形になったのですから、しっかりと優先することを約束しましょう。

面会があってもあなたの事情や仕事を優先するのではなく、お子様が主役ということを忘れてはいけません。どんな事情でも優先してくれる。見てくれていると分かれば、お子様も不安や苛立ちからきっと解放されますよね。

 

いかがでしたでしょうか。お子様の年齢や、状況、あなたが親権を持つのか、奥様が親権を持つのかによって約束事や伝えることは変わってきますよね。ただ、どんな状況でも、お子様の親であることに変わりはないこと優先させることは統一なはずです。

また約束事と書かせて頂きましたが、約束をするだけではいけません。そう。約束は「守る」ものですよね。生活が変わっていけば、そのうち適応し、習慣になってくるはずです。それに怠けてはじめはしっかりと守っていた約束も、いつのまにかおざなりになってしまえば、お子様も傷つくはずです。

小さなほころびでがいつか大きな穴になってしまわぬようにするため約束したのであればきっちり守りましょう。あなたがどのような状況であっても、きっとあなたが考えた行動や話しは、血のつながったお子様にならば理解していただけるはずです。

 

まとめ

妻と離婚した後、子供に必ず言っておくべき7つの約束事

・生活が変化することを伝える
・奥様のこと、自分のことを伝える
・奥様、もしくは自分に協力をしてもらう約束をする
・自分の死後の対処を話しておく
・お金のことを伝える
・奥様と自分は何があっても親に変わりはないことを約束する
・子供を優先することを約束する


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