離婚する理由を作らない為に二人が努力すべき4つのこと

結婚していて「離婚」の二文字が頭をよぎった経験は、多かれ少なかれ誰にでもありますよね。離婚したいと思う理由は人それぞれ。もしかすると今まさに「離婚したい」と思っている人もいるかもしれません。また、結婚を控えていたり彼との関係が深まり結婚を考えた時に「この人と一生共に過ごせるのか?=離婚せずにいられるのか?」と考えることも自然なこと。

離婚した友人に「どうして離婚したの?」と自然と問うように、離婚には理由があります。現在日本の離婚理由で最も多いのが「価値観の違い」です。「価値観の違い」というのは大カテゴリーでその中には様々な「違いの理由」があります。その離婚した理由を元に「離婚する理由を作らない」こともお互いの努力次第で可能です。

今よりも順調な結婚生活を送りたいと願っている、、、既に「離婚」を考えているけど出来ることなら修復したい、、、と思っているなら、今からお伝えする、離婚する理由を作らない為に二人が努力すべき4つのことを実践してください。

 

離婚する理由を作らない為に
二人が努力すべき4つのこと

 

自分を愛し、相手を愛しましょう

結婚しても「個人」は「個人」です。「あなた」はあなたしかいません。相手を本当に愛するには、まず自分を愛してあげましょう。人間誰もが良いところもあれば、悪いところもあります。自分自身で「なんで私ってこうなんだろう」と思うこともありますよね。改善出来るならもうとっくに改善出来ているはずです。諦めるのではなく「そういう自分も受け入れる」ことも必要ですよね。

あなたがあなた自身を受け入れ愛さなければ、一生のパートナーを受け入れ愛すことは難しいでしょう。そうは言っても「自分を愛する」というのはひとりでは難しいこと。折角人生のパートナーを見つけたのですから、一緒に愛していきましょう。自分では「こんな自分が嫌い」と思っているところが相手からすれば「愛すべき」ところかもしれません。「ひとり」では愛せない自分のことも「ふたり」でいることで愛せることも多いですよ。それは相手にとっても同じこと。あなたがフォローすることで相手の欠点を魅力のひとつにすることも出来ますし、長所をより伸ばしてあげることも可能です。

「彼の○○が許せなかった。」「彼の○○を理解しようとしても無理だった。」という理由で離婚を考えている方は、まずは自分を受け入れ愛しているか自問してみて下さい。「出来ない」「劣る」自分も受け入れ愛せるようになれば、彼のそういうところも愛せるようになります。そして互いにフォローしていきましょう。

「歩み寄る努力はしたけど、結果お互いに歩み寄れなかった」という離婚理由を作らない為に、自分を知り、相手を知り、お互いに愛する努力を怠らないようにしましょう。

 

お互いの「違い」を認識しましょう

付き合いが長くても同棲したことがあっても、結婚して初めて知るお互いの生活習慣があります。結婚してみると、食事・お風呂・家での過ごし方、、生活習慣の違いが露呈します。本当に些細なことで自分の育った環境では思いもつかないような生活習慣や引いちゃうほどびっくりするような事もあります。

そういう時は頭ごなしに否定せずに「どうして?」と聞いてみましょう。また、彼の実家に行った際にじっくり観察してみましょう。生活習慣の基盤はたいていの場合実家にありますからね。そうしていることの理由を知って、「受け入れられない」と思ったら「こうしましょう」と改善策をきちんんと提示しましょう。

どんなに些細なことでもあなた自身が不快に思う生活習慣を相手に合わせて行うのはとっても危険なこと。「ちりも積もれば山となる」結婚当初は耐えれたことでも、数年たちストレスを蓄積してしまった後に「やっぱり無理〜」と相手に言ってもそう簡単に解消は出来ません。ましてや子供が産まれ、こどもにもその生活習慣が身に付いてしまった日には取り返しがつきません。

そうなる前にそうしている理由を知って、それでも受け入れたくないと思ったら理由を言ってあなたに合わせてもらいましょう。もちろんこれはお互い様です。男性は女性に比べあまり細かいことに気づかない、気にしない人が多いですよね。そんな彼が「あれ?こういう風にするんだね?」と言ってきたら無理に押しつけたりせず、彼は今までどうしていたか聞いてみましょう。

本人にとっては当たり前のことも相手にとっては慣れないことや受け入れたくないことも多いですよね。そんな些細なことを放置して、離婚の理由になるなんてもったいないですよね。

「一緒に暮らしていく中で理解できない違いの積み重ねがあり、修復出来なかった」という離婚理由を作らないために、譲れることは譲って、譲れないことは譲ってもらって、お互いにストレスを溜めないように努力をしていきましょう。なんせ「長い付き合い」になるのですから。

 

「決まり事」を作ってスキンシップをとりましょう

結婚当初はどんなカップルでもラブラブです。一緒に生活していき「慣れ」がうまれ、こどもが出来てお互いのことを「異性」として見れなくなる、、なんて話よく聞きますよね。

結婚しても年齢を重ねても人間にとって「ときめく」気持ちは必要です。特に女性。日本でも夫婦のあり方が多様化してきたとはいえ、結婚・出産・育児で社会との接し方がそれまでと変わることがまだまだ多いのが現実です。そんな中でときめいたり人を好きになったりするパワーは女性をきれいにしますし、恋による心の充足感は他のものでは代用がききませんよね。社会との接し方が変わった後、旦那さま以外にときめく相手に不自由しません!なんて人はそういないでしょう。

今は育児と仕事に追われ「それどころではないわよ!」という方も多いでしょう。しかし、一般的に40歳前後で女性は一生のうちで一番女性としての魅力と欲求が高まるといいます。忘れた頃に「ときめき」を欲するのです。そんな時に彼に触れたくもない、、なんてことになっていたら大変です。逆に彼に「今さら女性としてみれない」、、なんて思われてしまうことも。

そんなリスクを回避するために「いってらっしゃいのキスをする」や「寝るときは手をつないで寝る」など、スキンシップを取る「決まり事」をつくりましょう。相手と話し合って決めてもいいし、あなたが毎日続けることで相手も習慣化されます。せっかく結婚したのですから、その相手と一生添い遂げたいものですよね。

セックスレスや浮気の原因である「性生活の不一致」という離婚理由を作らない為に、あなた自身や彼が他の人に目移りしてしまわないように、お互いに素敵な「異性」であることの努力をしましょう。

 

共通の趣味を作る、もしくはお互いの趣味を尊重しましょう

夫婦の営みは「日常」です。その日常に加えるエッセンスとして有効なのは「趣味」。音楽や外食など楽しめる趣味、スポーツなど体を動かす趣味、映画鑑賞や読書などリラックス出来る趣味など様々ありますが、家庭や職場とは違う「スペース」に身を置くことは生活に張りや潤いをもたらしてくれます。そんな時間を共有することでお互いをさらに知ることができ、共通の思い出や先の楽しみも増えます。

でも中には「共通の趣味が全くない」という夫婦がいることも事実。そんな夫婦はどちらか一方の趣味にばかり相手を付き合わせることは避け、無理がなければ「今週末はテニスに行くから、来週末はお洒落なBarに行こう」など交互にお互いの趣味に付き合ってみましょう。何度か付き合って無理があるようなら、やめておきましょう。無理は禁物です。ストレスを感じながらお互いの趣味に付き合うなんて何もいいことはありません。そんな時は交互に相手に家庭を任せ、ひとりで趣味を満喫しましょう。

気をつける点は「お互いに無理しないこと」。特に趣味を共有しないことを選んだ夫婦は「趣味にかけるお金や時間を平等に出来る」「パートナーが不安になるほど趣味に没頭し過ぎない」「相手の趣味仲間に嫉妬しない」ことも大切です。不公平感や疎外感、嫉妬心も離婚の原因になりますから。

「気がつけば家事や育児に追われ、自分を見失っていた。自分の人生を取り戻したい。」という離婚理由を作らない為に、相手を尊重し、お互いに楽しめる時間を作る努力をしましょう。

 

まとめ

離婚する理由を作らない為に二人が努力すべき4つのこと

1.自分を愛し、相手を愛しましょう
2.お互いの「違い」を認識しましょう
3.「決まり事」を作ってスキンシップをとりましょう
4.共通の趣味を作る、もしくはお互いの趣味を尊重しましょ

 

夫婦なんてそもそも他人なのですから、育った環境や自ら選んだ職業や趣味も違います。価値観なんて違って当たりまえです。でも、共に生きていく為には些細な違いによるストレスの積み重ねは「毎日」のことであるからこそ、「これから先ずっと続く」からこそ耐え切れなくなり、離婚する最大の理由になってしまいます。

彼との結婚に不安があるあなたも、今まさに離婚を考えているあなたも、彼とふたりで「幸せであることの努力」をしましょう。お互いの価値観をお互いに強要せず、合わせられことはストレス負担が少ないほうが歩み寄り、ふたりで共に生きていくことの楽しみを作りましょう。個人の価値観は尊重したまま「夫婦の価値観」を新たに築いていく努力をふたりが怠らなければ、互いを尊重し愛する人と共に人生を送ることができますよ。


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