就職留年して、志望企業から内定を勝ち取る9つのステップ

就職留年して、志望企業から内定を勝ち取る9つのステップ

日本の今春卒業した大学生の就職率は2014年4月で94,4%でした。景気回復を背景に企業の採用意欲が高まり、就職環境の改善が続いています。特に建設や医療・介護の現場などでの人手不足を受け5年ぶりの高水準となっています。

その中でどうしても希望する会社に入りたい!と就職留年する場合、翌年こそ就職出来る様に頑張らないと、親を泣かせるはめになるでしょう。この1年間を死にものぐるいで頑張って、絶対来年こそ自分の入りたい企業に就職しましょう。

というわけで今回は、就職留年して志望企業から内定を勝ち取るための9つのステップについてご紹介します。

 

就職留年して、志望企業から内定を勝ち取る
9つのステップ

 

スキルアップを目指そう

英検、公認会計士、ITパスポートなど、学生でも年齢や実務経験がなくても取れる資格は沢山あります。この1年間は自分のスキルをアップさせる事に集中しましょう。社会人になってすぐに即戦力になれる人材なら、企業からの内定も取り易くなります。

語学力とITスキルは今後どの企業でも必須条件ですから、この2つは特に力を入れておいたほうがよいでしょう。

 

先輩との関係を大切にしよう

大学時代、サークルでお世話になった先輩は、もうとっくに就職しているはずです。先輩とこまめにコンタクトを取って、会社の情報や、社会で必要な条件などを聞いて勉強しておきましょう。

就職留年中はどうしてもモチベーションが下がります。先輩との関係を大切にしておけば、会社訪問をさせてくれたり、その会社を通して自分が働きたい職場のイメージが湧くかも知れません。

 

友人とも連絡をこまめに取ろう

あなたはまだ半分学生、友達はもう社会人。すでに別々の人生を歩み始めています。自分で就職留年を決意したとしても、友人のスーツ姿はあなたにはまぶしく感じるはずです。でもあえてその現実を受け止め、友人との連絡をこまめに取りましょう。あなたの志望企業に就職した友人ならなおさらです。

社会にでたら、人間関係は大切な宝となります。友人の口添えや助言が就職に有利になる場合もあります。あなたのモチベーションを下げないためにも、就職した友人は大切にしましょう。

 

大学の先生を利用しよう

大学の先生は交流関係も広く、企業との連携に強い教授もいるはずです。理系、工学、薬学系の大学なら、教授の推薦ひとつで有名企業への就職が内定する場合もあります。

あなたが優秀な学生だったなら、先生もあなたの行く末を案じているはずです。大学の先生に相談して志望企業から内定を勝ちとるコツを教えて貰いましょう。

 

ボランティアやコンテストに挑戦しよう

学生のうちでしか出来ないコンテストに挑戦して、優勝すれば間違いなく就職する時の強みになります。自分の専門分野で何かコンテストがないか検索してみましょう。また、人間関係を学ぶためにボランティアをする事もお勧めです。

会社の人事担当者は、採用する時にどんな経験を積んだか必ず聞くはずです。人に言えるような経験を積む事は、あなたの人格形成にも役に立つはずです。

 

企業・採用担当者の意見も参考にしよう

就職留年は、就職浪人よりはメリットがある、と言われていますが、企業や採用担当者の意見はかなり分かれる様です。「一浪はともかく、留年は出来損ないの烙印を押します」「就職のために留年というのは制度の悪用であり見苦しい」という辛口のコメントもよく聞きます。

面接の時になぜ留年したのかをしっかり訴えないと、就職活動に不利に働く場合もあります。自分の志望業界や企業で働いている人にコンタクトを取るなどして、社風を尋ねてみるのが賢明な方法かもしれません。

 

ポジティブに考えよう

就職留年は、1年間の就職活動がうまくいかなかったことを“カムフラージュしている手段”という印象を与える場合もあります。世間からは良い身分ですね、と嫌みを言われるかも知れません。自分が選んだ結果ですから、落ち込んだり挫折してはいけません。

来年は絶対に志望企業に入る、その為に留年したんだ、とポジティブに考えましょう。1年の間に出来る事を全力でやって下さい。

 

期限を決めよう

大学院にいったり留学するなら別ですが、留年は1年が限界と考えましょう。親の意識調査では、内定を取れなかった子供がどんな進路を望めば賛成するかを聞いたところ、 就職留年に「賛成」「どちらかといえば賛成」は計35.9%にとどまっています。「賛 成しない」「どちらかといえば賛成しない」は64.2%です。

出来れば就職してから次のステップアップを心がけて欲しいというのが親心の様です。親の負担も大変です。留年は1年だけ、と期限をきめておきましょう。

 

就職留年に寛容な企業をリサーチしておこう

あなたが志望企業に入りたくても、その企業が就職留年者を採用しない場合もあります。企業のカラーをよく調べておきましょう。有名な企業で浪人や留年に寛大だと言われている企業がネットを検索すると出て来ます。

自動車業界、建設業界、陸・海・空自衛隊は比較的寛容な様です。あらかじめリサーチして就職先を検討しておきましょう。

 

いかがですか。

有名大学ほど就職留年する人が多いといいます。昨年は10万人も就職留年を選んだ人がいた様です。アベノミクスの好景気が、来年まで続くかどうかは分かりません。あなたの志望企業が、来年新卒採用をするかどうかもわからないのです。

安易に就職留年を決めた場合、それが吉とでるか凶と出るかはあなた次第。しっかり努力して、来年は親に良い報告が出来る様に頑張って下さいね!

 

まとめ

就職留年して、志望企業から内定を勝ち取る
9つのステップ

  • スキルアップを目指そう
  • 先輩との関係を大切にしよう
  • 友人とも連絡をこまめに取ろう
  • 大学の先生を利用しよう
  • ボランティアやコンテストに挑戦しよう
  • 企業・採用担当者の意見も参考にしよう
  • ポジティブに考えよう
  • 期限を決めよう
  • 就職留年に寛容な企業をリサーチしておこう

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