離婚する理由は人それぞれですが、実は多くの人が後悔する離婚理由には共通点があるのです。「なんであの時○○してしまったんだろう」と離婚してしまってから後悔したのでは遅すぎますよね。特に男性の場合には、離婚して知る妻の大切さ(特に家事の大変さなど)に気付くことが多いようです。
「こんなことで離婚なんてしなければよかった」と多くの人が後悔する離婚理由を知ることで、二人の停滞期、もしくは今現時点でのイライラを乗り越えるための解決策が見つかるかもしれません。離婚を決意する前に、今一度その関係を修復してみませんか。
そこで今日は、多くの人が後になって「離婚しなきゃよかった」と思ってしまう離婚の理由についてお伝えします。ではご覧ください。
多くの人が後から悔やむ
7つの離婚の理由とは?
つい魔がさした!?自分がした浮気
離婚する理由として、後悔する人が多いのが自分がやってしまった浮気です。ひとときの快楽のために浮気してしまい、それが理由で離婚してしまう。浮気した側からすれば、「たった1回の出来心なのに」と思いがちですが、やられた方は信頼がなくなってしまうもの。「つい魔がさした」なんていう離婚理由が一番後で悔やむものになるんですね。
しかも浮気相手は、既婚者に燃えるタイプも多く、離婚してしまったら冷めたと言われた…なんてこともよくあるので、後悔することになるのもうなずけます。
その趣味にいくら使ってる?お金関係のトラブル
離婚理由で次に後悔する理由といえば、お金関係です。金の切れ目が縁の切れ目という言葉もあるように、金銭面でのトラブルは離婚につながることが多いです。趣味に多額のお金を使ってしまったり、外食ばかりしてしまったり、お金を使うポイントが違うとケンカになりやすいです。その他にも、相手の知らないところで借金をしていたなどもありがちなパターン。
離婚理由としては当然と捉えられがちですが、相手とよく話し合って協力すれば乗り越えられるものもあります。離婚して一人で抱え込むことになって、後悔することも多いようです。
休みの日はいつも一人で外出。ギャンブル三昧
嗜好関係も離婚理由として挙げられるポイントです。結婚したらギャンブルをすっぱりやめると言っていたのにやめてくれない、という離婚理由もあるのです。
自分の時間とお金をたくさん費やしてしまうのがギャンブル。どうしてもやめられないという人は、家族サービスも兼ねて一緒にパチンコ店に行くなどしてみては?とてもファッショナブルなパチンコ店のカフェスペースで、まったり寛いで会話を弾ませることができれば、少しのギャンブルは大目に見てくれるようになるかもしれませんよ。
どっちも最善を選びたいはず!子供の将来に対する食い違い
子供の教育方針や養育資金についての食い違いも、離婚理由になります。こんな人と一緒に子育てできない!と思って離婚に踏み切ったものの、片親のプレッシャーや社会からの目が気になって後悔する、というケースもよくあります。
どちらかが教育熱心で、もう一方が放任主義だとどうしてもケンカになりがちです。子供のことを思うなら、離婚しない道を選ぶのが、実は最善の道かもしれません。
実は相手も思っているかも?相手が自分の思い通りに行かないイライラ
自分の思い通りにいかなくてイライラしてばかり、そんな日常に嫌気がさしたのを理由に離婚するケースもあります。大体、自分の思い通りにいく結婚なんてそうそうありません。ましてや、自分の思い通りにいかずに離婚した場合には、次の離婚でも同じ過ちを繰り返すことも。
相手も一人の人間で、自分と同じように意思を持っているんだということを忘れないでください。振り返ってみればむしろ、自分の思い通りにいかない部分に惚れ込んだのかもしれないですよ。
育ってきた環境が違うから…価値観の違い
何を良いと思うか、何を悪いと思うか、という価値観は人それぞれです。ただ、離婚理由として価値観の違いを挙げる場合には、大体、出産や子供の成長などの家庭での変化があったときに見受けられます。また、ここに義実家の両親が絡んでくると双方ヒートアップしがち。価値観は両親から受け継ぐことが多いので、自分の味方にもなってくれず、もう嫌!となることが多いのです。
例えば、夫側は布おむつ派、妻側は紙おむつ派など。頑固になって意地を張れば、離婚する理由にもなってしまうのです。価値観が違うのは当たり前、相手の意見のいい部分を肯定できるだけで、離婚に至らずに済む場合も。
振り返ってみれば気づく、ささいなケンカ
これもありがちなのですが、ほんのちょっとしたささいなケンカが理由で「もうやっていけない」と思うケース。ケンカしている時には、こんなに大事なことなのに!と憤慨していて盲目になっているものですが、振り返ってみると、ほんとうにしょうもないようなことに意固地になっていたりすることも。
どうしようもなく相手に憤慨しているときのほうが、実はささいなことが原因かもしれません。すぐに「離婚」という言葉を出すのではなく、まずは頭を冷やすことが先決。なんで離婚したのか理由を聞かれたときに、口に出すのも恥ずかしいようなささいなケンカが原因の場合には、売り言葉に買い言葉にならないように注意です。
離婚の理由がDVなどであればすぐにでも離婚すべきですが、実は後から振り返ってみたら「なんであんなことで…」と後悔する理由が多いものです。今まで育ってきた環境が違う二人なのだから、衝突することも欠点に見えることも多々あるもんだと腹をくくってみましょう。
さて、映画「SEX and the CITY」のミランダが離婚の危機に陥った時に印象的な言葉を言っていました。
「彼にとっても自分は完璧じゃない」
相手に完璧を求める人にありがちなのが、自分は完璧だと思い込んでいることです。でも、相手の立場になってみてください。自分はそこまで完璧でしょうか。自分にも欠点があることを認めることができれば、相手の気になる部分も許せるようになってきます。
今まで離婚してきた人たちが後悔した理由は、あなたにも当てはまるかも。離婚に踏み切る前に、今回紹介した項目に当てはまるようであれば、離婚した後に後悔するハメになるかもしれません。後悔しないためにも、一度冷静になって自分のこと、相手のことを振り返ってみましょう!
今日のまとめ
多くの人が後から悔やむ、7つの離婚の理由とは
・つい魔がさした!? 自分がした浮気
・その趣味にいくら使ってる? お金関係のトラブル
・休みの日はいつも一人で外出 ギャンブル三昧
・どっちも最善を選びたいはず! 子供の将来に対する食い違い
・実は相手も思っているかも? 相手が自分の思い通りに行かないイライラ
・育ってきた環境が違うから… 価値観の違い
・振り返ってみれば気づく ささいなケンカ
離婚に踏み切る前に、話し合いましょう!