単身赴任が決まったら、世の中のお父さん方はどんな気持ちなのでしょうか。
「子供に会えないなんて寂しくなるなるし、家族と離れたくないな」
「毎日、ママの美味しいご飯が食べられなくなるなんて耐えられないよ！」
と家族には表向きこのように言っているけれど・・・
心の中では
「やったー！独身気分が味わえる！」
「休みの日、家でダラダラしていても怒られないで済むぞ。」
と内心ちょっと嬉しいのかもしれません。
単身赴任が決まったとたんに、心の中に悪魔が住み着いてしまう旦那さまも多いのではないでしょうか。
実は、旦那さまが単身赴任したのがきっかけとなって離婚してしまったというご夫婦も少なくはありません。遠距離恋愛はうまく行ったのに、何で遠距離の結婚生活はうまく行かないのだろうと悩まれる方もいます。そこで、一緒にその原因を探ってみませんか。今回は単身赴任が離婚のきっかけになる理由をお伝えします！ではご覧ください。
簡単に浮気できる環境になる
単身赴任中のトラブルと言ったら、まず１番最初に考えられるのが「浮気」ですよね～。正直言って、やりたい放題出来てしまいます。
なぜならお子さまが学校に通われていれば、平日休みを取って単身赴任先に来る可能性は低いですし、土日も部活や友達の集まりなどで大きくなればなるほど家族より友達と過ごす時間を優先してしまいます。なので、単身赴任中のお父さんは間違いなく平日はフリーですし、休みの日だって浮気可能です。
でも、浮気は決して旦那さまだけがするとは限りません。最近では、主婦の浮気もどんどん増えているそうですよ！だから、どちらにも当てはまる理由なのです。
好き勝手出来ることに喜びを感じる
家族皆で一緒に住んでいる時「あーもう。寝てばかりで邪魔！」と言われた事がある旦那さま。「メシまだかー？またカレーかよ！」と言われた事がある奥さま。本当にイライラした事と思います。ですが、旦那さまの単身赴任によって別居した暁には・・・めでたくそんな嫌味からは解放されるのではないでしょうか？
単身赴任をすると、いつも居た存在がいなくなるわけですから確かに寂しさを感じると思いますが、１週間も経てば自由気ままに過ごすことが出来る喜びを感じてしまう方もいると思います。でも、好き勝手出来る喜びを知ってしまうと、離婚に一歩近づいてしますのかもしれませんよ～！
相手がいなくても生活が成り立ってしまう
「旦那がいなくなったら、子供達は大丈夫かな？」と不安に思っていた奥さまも、毎日元気に登校するお子さまの姿を見ているうちに気持ちが変わってくることがあります。
「なーんだ。旦那がいなくても何とかなるじゃん♪」と思ってしまったら、黄色信号ですね～。お金を振り込んでくれるから続いているけど、旦那さまが居なくても家の中が成り立ってしまうと結婚している理由がぼやけてしまいます。
また、それは旦那さまにとっても同じこと。毎日何を飲んでも、食べても、ゴロゴロしても怒られないので、いつの間にか単身赴任中の生活が心地よくなってしまったら要注意です。「子供に会えないのは寂しけど、妻には別に会わなくてもいいや」と言う気持ちが芽生えたら・・・離婚の２文字がチラついてしまいますよ～。
連絡がないのが当たり前になってしまう
連絡がないのが、元気な証拠！と、１週間も２週間も連絡を取り合わないでいると、今までは頭のどこかに必ずいたお互いの存在すら霞んでしまうことも否めません。
最初は「信頼しているから、特に連絡を取らなくても大丈夫！」という夫婦の関係が、時を重ねるごとに「別に旦那に興味ないから、お金を振り込んでくれればいいや～」何て思ってしまったら、夫婦関係に溝が出来ていくのも仕方ないと思います。
連絡を取らなくても大丈夫というちょっとした気持ちの積み重ねが、やがて離婚へと発展してしまいかねません。
お互いに興味がなくなる
相手が浮気していそうだなぁと思ったら、普通なら気になってしまいますよね。メールを打っていようものなら、「誰にメールしてるの？」なんてわざと聞いてみたり単身赴任先の夫の部屋を突然訪ねてみたり・・・。
ですが相手が浮気しようとも、冷たい態度をとられていようとも何の感情も生まれてこなかったら、その夫婦関係は破たんしかけていると言っても良いでしょう。相手の事が本当に好きなら、嫉妬や憎悪、怒り、心配などの感情が相手に対して出てくるはずですから。
妻や夫だけでなく、子供とも距離が生まれる
「子はかすがい」と言ったもので、夫婦関係が冷めていても、子供さえいれば家族として過ごしていけるという方も多いと思います。夫と妻という夫婦関係は破たんしていても、子供にとっての父と母という関係で繋がっているのなら、それも一つの家族の形だと思います。
でも子供が思春期を迎えた頃に旦那さまが単身赴任をしていると、夫婦関係だけでなく子供との関係までこじれてしまうという事は結構あるようです。
「俺は妻からだけではなく、子供からも構われていないんだ」と感じると、ついつい他の誰かにぬくもりを求めてしまいたくなります。こうなると、単身赴任中の一番の離婚原因である「浮気」に走ってしまう旦那さまも少なくはないのです。
一緒に住んでくれと言っても拒否される
単身赴任をして晴れ晴れとした気持ちになる旦那さまもいれば、やはり家族と離れて寂しい思いをする方もいらっしゃいます。
そこで奥さまに思い切って「やっぱり家族と居たいから、俺のところへ来てくれないか？」とお願いしてみても、「は？無理！」と何の理由もなく返されたら、愛情も急激に冷めてしまいますよね。
でも、これは実際によくある話のようです。子供の学校の事もありますが、奥さま自身のコミュニティを崩したくないという思いも結構あるようです。「愛情があれば、俺についてこれるはずだ」と思う旦那さまとの溝がこのような事で広がってしまい離婚に至ることもありうるのです。
以上、単身赴任が離婚のきっかけになる理由をお伝えしました。単身赴任中はお互いがそれぞれの生活に必死になってしまうので、良好な夫婦関係を築くことが難しいと思います。
そこで、今回お伝えした単身赴任が離婚のきかっけとなる理由を反面教師にして頂きたいのです。今まで通りに過ごしていてはなかなかうまく行かないかもしれませんが、思いやりと気遣い気持ちをちょっと大きく持つだけで変わってくるはずです。
まとめ
単身赴任が離婚のきっかけになる理由
・簡単に浮気できる環境になる
・好き勝手出来ることに喜びを感じる
・相手がいなくても生活が成り立ってしまう
・連絡がないのが当たり前になってしまう
・お互いに興味がなくなる
・妻や夫だけでなく、子供とも距離が生まれる
・一緒に住んでくれと言っても拒否される