教会で結婚式を挙げるなら☆知っておきたい儀式と手順


教会で挙げる結婚式は、無宗教が大多数を占める日本人でも憧れる結婚式の形式です。欧米人や中東系、アジア系、それぞれ民族は、自分たちの宗教の決まりに則って結婚式をあげますが、日本人は宗教の概念がない人が多いので、形から入ってしまうのも無理はありません。しかし、本物の教会で結婚式を挙げるとなれば、ただ、憧れやミーハーな気持ちで望んではいけません。

教会というのは、キリスト教の礼拝堂ですから、とても神聖な場所です。ですから、信者以外の人間が結婚式を挙げるという事は基本的にはないのです。しかし、善意で場所を提供してくれる教会もあります。そこで、教会で結婚式を挙げる時に知っておきたい儀式と手順をご紹介します。失礼のないようによく確認しましょう。

 

教会で結婚式を挙げるなら☆
知っておきたい儀式と手順

 

ブライダル用の教会の場合は気軽に探そう

教会の結婚式といっても、場所や教会にこだわらないという人はブライダル用の教会であれば気軽に探すことができます。いわゆる、ブライダルの会社が、結婚式を挙げるために建てた教会です。結婚情報誌やネットで検索して、下見や相談会に参加してみましょう。ただし、当日来てくださる神父さんはキリスト教の方の場合が多いので、失礼のないようにしましょう。

 

街の教会の場合は信者でなくても挙式可能か確認を

街で見かけた雰囲気のいい教会に憧れて、そこで結婚式を挙げたいと思っている人は、事前に挙式を挙げることが可能かどうかを相談してみましょう。教会では、新郎新婦のどちらかが信者でない場合には結婚式を断られるケースもありますが、どちらも信者でない場合でも受け入れてくれる教会もありますので、まず教会側に問い合わせるなど、確認をとることをおすすめします。

 

結婚式まで毎週礼拝に参加することも

念願の教会の結婚式を挙げられるとなった場合、教会の方から、毎週礼拝に参加することを言われるかもしれません。信者でなくても、その教会で結婚式を挙げる以上、教会の方としては、結婚式まではキリスト教の教えを学び、祈りを捧げて欲しいと思うのです。そのように言われた場合には、面倒臭がらずに、真摯な気持ちで毎週礼拝に訪れましょう。洗礼を受けていなくとも、キリスト教について本気で学ぶことをおすすめします。

 

結婚講座の受講や牧師との面談が必要な教会もある

信者であっても、信者でなくても、教会で結婚式を挙げる場合、結婚式当日までの間に、結婚講座の受講を数回に渡って受講したり、牧師さんとの面談が必要な教会があります。挙式会場の相談の際に、結婚式までどのような事があるのか事前に確認しておきましょう。結婚講座では、キリスト教式の結婚式の式次第を学んだり、牧師さんから結婚について教えを頂くことがあり、結婚に対してより真剣になることが出来るでしょう。

 

ウエディングプランナーを通して依頼をしよう

何のつてもない教会で結婚式を挙げたいといきなり申し出るのは、失礼に当たる場合もあります。とくに、街の教会は商売をしているわけではありませんから、教会を運営するスタッフの人が多くいない場合もあります。そこで、教会での挙式をしたいということは、ウエディングプランナーを通して依頼をするといいでしょう。ウエディングプランナーであれば、事前に挙式しやすい教会の情報を持っているかもしません。

 

教会への献金の目安を教会に確認しよう

教会で結婚式で挙げる際に気になるのは、挙式費用です。ホテルや結婚式場での挙式では、最初に見積もりをしてもらい、具体的に結婚式の詳細を決めていった上で料金請求を受けます。しかし、キリスト教の教会で結婚式で挙げる際には、献金として教会にお金を納めます。教会によって、その金額はさまざまですので、直接相談をする際に聞くといいでしょう。その際、失礼にならないような聞き方を心がけるようにしましょう。

 

牧師さんや教会の方に感謝の気持ちを伝えよう

教会で結婚式を挙げる際の手順として、一番気をつけたいのは、心構えです。教会は、商売で結婚式場を運営しているわけではありません。日本人はお金を払うとお客さんになった気分になってしまいがちですが、あくまでも、教会では、挙式をさせて頂いて、その御礼として献金をするということを忘れてはいけません。感謝の気持ちを常に持って、牧師さんや教会の方々と接しましょう。特に当日のマナーには気をつけたいものです。

当日、フラワーシャワーや写真撮影など、特別な演出をしたいと思っている人は、事前に教会の方に確認をとっておくことを忘れないようにしましょう。もちろん、ゴミの片付けなども自分たちで手配します。

 

いかがでしたか。教会の結婚式は、誰しもが憧れる挙式の形式です。とは言え、本当にキリスト教信者だという人は少ないのではないでしょうか。しかし、教会という神聖な場所で結婚式を挙げさせて頂けるということになれば、失礼のないようにキリスト教の教えを守り、マナーに気をつけて結婚式当日を迎えたいものです。

今回ご紹介した儀式や手順は、あくまで一般的なことです。教会によってルールや決まり事は違いますから、必ず自分たちで確認しておきましょう。

まとめ

教会で結婚式を挙げるなら☆知っておきたい儀式と手順

・ブライダル用の教会の場合は気軽に探そう
・街の教会の場合は信者でなくても挙式可能か確認を
・結婚式まで毎週礼拝に参加することも
・結婚講座の受講や牧師との面談が必要な教会もある
・ウエディングプランナーを通して依頼をしよう
・教会への献金の目安を教会に確認しよう
・牧師さんや教会の方に感謝の気持ちを伝えよう


連記事