出産が怖いと震えている妻に唯一、夫ができる9つのこと

出産が怖くて震えている妻に唯一、夫ができる9つのこと
出産、それは女性にとって一大事業です。ですが初めての出産の時には、一つの生命を誕生させるという責任の重大さと未知の経験に対する不安から怖い思いにかられる方も少なくないでしょう。

しかし男性はどうしていいのか訳が解らず、ただ奥さんの周りをうろうろするだけ。。。。ですが、それじゃいけません!せめて出産が怖いと思って震えている妻に対し何かしてあげられる事があるはずです。

そこで今回はそんな出産を間近に控えた妻に対し夫ができることについてお伝えします。ぜひこれを読んで奥さんを元気づけてあげてくださいね。

妊娠の報告は奥さんとよく相談してからにする

妻の妊娠!それは妻にも、もちろん夫にとっても嬉しいことではありますが、いくら嬉しいからと言って、奥さんに何の相談もなしに親戚や会社の同僚に報告してしまうのは、ちょっと問題です。なぜなら妊娠5ヶ月目の安定期に入るまでは何があるか解らないからです。

ですが、つわりなど体調が悪い時のために両親たけには早めに知らせておくほうがいいでしょう。会社の飲み会などで勝手に話すと後で大喧嘩のもとになりますので気をつけてくださいね。

 

検診にはなるべくついていく

妊娠中はリラックスできる環境が基本です。ですが検診に奥さん一人で行くというのは、心に緊張を与えるばかりでなく、そもそも危険な行為です。途中でこけたらどうしましょう、自分で車を運転する時のリスクも考えてください。

握ったハンドルのすぐ近くに我が子がいるのです。もし、追突されたら・・。ですから、あらかじめ検診の日が解るなら、会社に事情を話してみてはどうでしょう。会社も人の集まり、みなさん経験することなので解ってくれると思いますよ。

 

出産育児一時金の手続きをする

一児出産に付き42万円ももらえる出産育児一時金。出産前に必要書類に記入しておくとあとがスムーズです。受け取り方法は出産費用を全国保健協会から直接受診される医療機関へ支払われますので、あらかじめ病院に相談しておくと、出産にかかる費用が軽減されます。

さらに、奥さんがお勤めの場合は妊娠が解った日から、出産後56日目まで出産手当金が支払われます。金額は月給の一日分の報酬額の2/3。つまり、妊娠が判明した日から出産予定日までの日数+出産が遅れた日数+56日間×一日分の支給額ということになりますね。

また、妊娠を期に退職される場合も退職後の出産手当金が支給されますので、こんな難しくて便利な制度はぜひ奥さんの変わりに調べて頼もしい夫になってください。

 

話を聞いてあげる

出産は苦しい、痛い、出産が近くなると恐怖にも似た感情が湧き上がってきて、つい夫にそんな不安な気持ちを話してしまうものです。

ですが、ここはしっかり彼女の気持ちを受け止めてあげるのが夫の役目です。何度も何度も同じ話を聞かさせるかも知れませんが、やさしく、我慢強く彼女の話を聞いてあげてください。それから、出産が近くなると気が立ってイライラしてしまうこともあります。

ちょっと触っただけでも手を払いのけられたり、喧嘩になりそうになったりするかも知れませんがそこは奥さんのためにグッと我慢してくださいね。

 

手作りのお守りをプレゼントする

妊娠中の妻に夫がしてあげられることって限られてますよね。そこで奥さんのために安産のお守りを手作りで作ってあげでください。作ったお守りをちゃんと神社に持っていってお払いしてもらえば、ご利益間違いなし!奥さんもきっと喜んでくれますよ。

また子供の名前を一緒に考えるというのはどうでしょうか。ひょっとしたら名前をつけていただく方は他にいらっしゃるかも知れませんが体調が悪い奥さんのストレス解消です。

 

マッサージをする

「足が痛い、肩がこった、腰が痛い・・」なんて奥さんが言うのも無理はありません。なにせ日に日に大きくなる赤ちゃんの重みで、体のいたるところの筋肉に無理がかかるからです。ここは当然夫の出番、さっそくマッサージにとりかかりましょう!

ですが、闇雲にどこでもここでも押せばいいてもんじゃありません。そこでちょっとだけ妊婦さん用マッサージをご紹介しておきましょう。それでは、奥さんの背中に回り準備運動から。まず肩のすぐ下の両腕を軽くつかんで、上にグーと持ち上げます。そしてゆっくり降ろす。

そう、そんな感じです。それを2、3回くり返してください。だいぶリラックスできると思いますよ。次はいよいよ本番です。両手の親指を背筋の両側に当てて上から下へ、下から上に押していきます。

このリラックスマッサージで肩こりをほぐし、つわりの症状を軽くすることもできます。また一緒に肩甲骨のすぐ脇を押さえてあげるとなお効果的です。

 

リラックスできる音楽を聞かせる

1/F(エフ分の1)のゆらぎ、というのをご存知ですか。心臓の鼓動のように連続的だけど一定でないゆらぎを持つ波長を言うのだそうですが、その波長がクラシック音楽に含まれるということで、モーツアルトやショパンのゆっくりした曲が胎教音楽として有名ですね。

本当にお腹の赤ちゃんに聞こえているのかというのは賛否両論のようですが、要するに妊娠中のお母さんがリラックスできれば、良い子が生まれるということには間違いないようです。

ですから、クラシック音楽に限らず、奥さんの好きな歌を部屋のBGMに使ってみてはいかかでしょうか。それから曲に合わせて歌ったり、絵本を読んだりしてあげるのも胎教にはとってもいいそうですよ。

 

入院時に必要なものや退院の時の赤ちゃんの衣類を用意する

出産が迫ってきたら、いざという時に慌てなくて済むように、入院に必要なものやすぐに必要なベビー用品を揃えておきましょう。まずは入院に必要なものをまとめましたので参考にしてくださいね。

「入院時に必要なもの」前開きの寝巻き、腹帯、腰巻、下着類、ガウン、お産用パッド、ティシュペーパー、タオルや石鹸などの洗面用具など。あとは、診察券や保険証、母子健康手帳も一緒に揃えておきましょう。

「退院時の赤ちゃんの衣類」短肌着、おむつ、おむつカバー、おくるみ、ベビードレスなど。また、奥さんが動けるうちにスタイ(お食事エプロン)やガーゼのハンカチなどのベビーグッズを一緒に選んだりすると楽しいでしょうね。

 

出産に立ち会う

出産、それは妻にとって生命を誕生させる長くつらい戦いであります。ですが夫にとっては生命誕生の不思議、女性の偉大さ、そして妻を尊敬できる瞬間なのです。

分娩室で痛がる妻を励ましてあげたり、マッサージしたり、そんな夫婦の共同作業の結果、元気な赤ちゃんが生まれた瞬間は感動もひとしおでしょう。

ですから、長い戦いのXデイに備えて体調は万全にしておきましょう。ただ、立会い出産については奥さんの気持ちを優先してよく話し合ってから決めるようにしてください。

 

このように考えて見れば出産にいたるまでの夫の役目はいっぱいありますよね。やはり重要なのは、妻の不安を癒してあげること。それと家事やめんどうな手続きから解放してあげることです。子供はお二人の愛の証、そして共同作業の結果であります。

ぜひ今回の「夫にできること」を参考に、元気なかわいい赤ちゃんを誕生させてください。生まれてくる赤ちゃんのすこやかな成長を願って、そして末永い夫婦生活を営まれんことを心よりお祈り申し上げます。


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