不倫は、人の生き死にまで左右することが有り得る。当人たちにとっては単なる熱情なのかもしれないが、浮気された本人にとどまらす、家族や親戚、ひいては友人にまでその関係性が及ぶ場合もある。不倫をした嫁は、「私だけが悪いわけじゃない」と言うでしょうが、実は全面的に不倫という行為が悪いのです。不倫に至る理由がどうだという話は、関係ないということです。浮気が発覚してしまったとき、きっと男性の頭の中は真っ白になるでしょう。
その状態でいたら、感情に身を任せるほかなくなってしまうか、放心状態になってしまうかのどちらかです。頭の片隅に置いておいてください。「もし浮気、不倫が発覚したとき、感情に任せてしまうとボロが出るだけです。」ここでは、某掲示板においてオンタイムで繰り広げられていた話を参考に、男性側の行動を紹介していきます。
嫁の浮気が発覚した時、
夫が取るべき行動と段取りとは
証拠を押さえる
論より証拠。証拠がなければ有利なことはないかもしれないと思いましょう。嫁が浮気をしている動かぬ証拠を、いの一番に入手しましょう。離婚するにしてもしないにしても、それを持っておいて損になることはありません。ただ、その現実は見たくはないものでしょう。しかし、心を鬼にして、勇気を出してください。全ては自分のためです。希望を持つのは、体勢を整えてからにしましょう。考えるのは、その後からです。
自問自答する(嫁とどうなりたいか編)
ここに至った時点で、嫁との関係を取り戻したいと思う人がどれだけいるかはわかりませんが、多くの方は離婚の道を考えるでしょう。
浮気の証拠を入手し、それをまじまじと見ていて溢れる感情は、決して前向きなものではないはずです。それでも嫁との関係を取り戻したいと思えるとしたら、ここから先はあまり意味がないかもしれません。しかし、一時の気の迷いで生じた浮気は、基本的に見つかりません。発覚したということは、継続的な関係性のある浮気であったのです。その時点で、もう終わっていたということです。
答えを出す
離婚を決意し、嫁との決別を決意したとします。会社、子供、親戚、肉親、様々な不利益を考えることでしょう。ここで忘れてはいけないもの、それは『結婚は当事者二人で行うもの』ということです。極論ですが、子供が可哀想だから離婚しない、というのはほとんどの場合、間違いです。残酷な言い方になるかもしれませんが、離婚に口を出す人は大勢いますが、被害者の利を考えてものを言う人はいません。もともと持っているイメージで話しているだけなのです。
自問自答する(離婚にむけて編)
離婚をする場合、準備が必要です。このような場合は協議離婚ということになるはずなので、弁護士を雇う必要が生じます。それを含めた今後の段取りを整理しておきましょう。
弁護士に相談する
弁護士についてもらい、全ての連絡は弁護士を通じて行うようにしましょう。不利になった人間は、少しでも自分が有利になるよう策を練ります。それを実行させる猶予を与える必要はありません。当事者同士の接触は極力避けておいたほうが良いです。
自問自答する(嫁をどうしてやろうか編)
簡単に言うと、嫁にどれだけの重荷を背負わせるかを決めましょう。浮気が原因の離婚であれば、数百万単位の慰謝料が見込めます。そこに、嫁の収入の有無は関係ありません。よほどのことがないかぎり、向こう10年以上は慰謝料に悩まされる生活になります。その荷物をどれだけの重さで与えるか、慎重に検討しましょう。答えを出すのは、自分自身です。ただ、忘れてはならないのは、どれほど大きな存在であったとしても、それは過去のことで、これから他人になるということです。
示談等の交渉を行う
実際に交渉を行うのは弁護士です。当事者は要望をあらかじめ弁護士に伝えておくような形になるので、質問されたことに答えるだけになるでしょう。結論がでるのを待ち、それをしっかりと噛み砕くのみです。そこで出た結論が、全てです。それを受け入れる覚悟は決めておきましょう。
いかがでしたでしょうか。
残酷な話かもしれませんが、これが現実です。結婚した時点で背負う責任は、一人の人間として承知していなければなりません。それを浮気という形で放棄してしまった以上、嫁は何を言っても意味がありません。不倫を肯定する人は多数いますが、社会は決してそのような仕組みにはなっていません。浮気をするに至る過程には、全く意味がありません。
大人ですから、結果が全てということです。熱情に走って良い事はありません。恋心は、愛情の誕生と契約をもって、忘れるようにしなければならないということです。
まとめ
嫁の浮気が発覚した時、夫が取るべき行動と段取りとは
・証拠を押さえる
・自問自答する(嫁とどうなりたいか編)
・答えを出す
・自問自答する(離婚にむけて編)
・弁護士に相談する
・自問自答する(嫁をどうしてやろうか編)
・示談等の交渉を行う